2016年08月01日

ブログ企画【繋】第48回テーマ「行ってみたいところ」

夏の雲.JPG

毎度の事だが、早いもので 今日から8月、
関東地方も先日 梅雨明け、暑い夏真っ盛り…。
毎月1日恒例のブログ企画【繋】
今月のテーマは「行ってみたいところ」とのことである。

行ってみたいところ…、
そう言えば以前に、このブログ企画で似たようなテーマで書いたことがあった。

2013年9月 【繋】第13回テーマ「一度この目で見たい景色」
(http://aripanda1964.seesaa.net/article/373608195.html?1469992491
…この時は、今回のテーマとかなり近い内容で書いているので、
よかったら覗いてみてください。)

改めて「行ってみたいところ」
さて、何処だろう…?
実は先日、永年に渡って行ってみたいと思っていた場所を
念願かなって ようやく訪れたばかりなので、
今回は そのことについて書いてみたいと思う。
(ゆえに正確には「行ってみたかったところ」となる。)


さてそれで実際、どこを訪れたのかと言うと
広島の「原爆ドーム」と「平和記念公園」なのである。

これまた以前の2014年12月ブログ
【繋】第28回テーマ「広島」の中で触れたことがあるのだが、
(http://aripanda1964.seesaa.net/article/409875385.html?1470091167)
私は少年時代を広島で過ごし、
被爆地としてのヒロシマというものを実感しながら育ってきた。
夏になれば、学校で原爆記録映画を見せられ、
社会見学で平和記念公園を訪れたりもした。

ところが私は、高校2年生になる頃 東京に引っ越してしまい、
以来30年近く帰省する事もなく すっかり広島と縁遠い生活をして来た。
外からみる広島とヒロシマ…、
考えてみれば、平和記念公園を訪れたのも小学校の頃に一度だけ…。
記憶もかなり曖昧である。
改めて、大人になった今
もう一度キチンと見ておくべきだと常々思っていたところであった。

さて、実は数年前から私の母が 身体の自由が効かなくなり
現在 広島の特別養護老人ホームに入所している。
時々 見舞いに行っていたのだが、いつも深夜バスでトンボ帰りなので、
なかなか時間が取れないままでいた。
先週 泊りがけで母の見舞いを兼ねて帰省する機会があったので、
時間を取って30数年ぶりに原爆ドームと平和記念公園を訪れてみた。

広島はもうすっかり梅雨明けしており 夏の鮮やかな青空の下、
街中にセミの声がうるさいくらいに鳴り響いていた。
懐かしい広島の街 独特の路面電車に乗り、「原爆ドーム前」で下車。
しばらく歩けばすぐ目の前に それはあった。

原爆ドーム2.jpg

実際 何年ぶりだろう…?もしかしたら40年近くかもしれない。
朝早くだというのに、観光客らしき人たちの姿もかなり多い。
戦後から数えること71年…ずっと変わらず
時を止めたまま あの日の夏の記憶を風化させないようにと
その姿を人々の前にさらし続けて来たのだ。

思っていたより小さいな…と感じた。
子供の頃に見た印象では、かなり大きな建物だった気がしていたのだが、
実際の高さとしては25mくらいらしい。
元は「広島県物産陳列館」として 1915年に建造された施設だったらしく、
原爆投下当時は「広島県産業奨励館」と呼ばれていたそうだ。
設計を担当したのはチェコ人の建徳家とのこと、
どおりで当時としては なかなかにオシャレなデザインである。

原爆ドーム3.jpg

実際は風化が激しく 何度も補修工事が行われて、現在の姿を保っているらしい。
戦後しばらくたった頃に、風化が激しく危険である事や、
補修、保存に掛かる多額の費用の問題…
また その姿が、あの日の痛ましい記憶を呼び覚まし辛い想いをする…
などと言った意見や問題点もあり、
一時は取り壊しの話が決まりかけていたらしい。

しかし、あの日の悲劇を風化させてはいけない、
核兵器の恐ろしさを後世にキチンと伝えてゆく為にも
補修して保存するべきだとの意見が強くなり、
1966年に広島市議会で永久保存が決議されたのを受け、
その後 何度も補修工事を重ねて現在に至るとのことだ。

原爆の子.jpg

原爆ドームからしばらく歩くと、
「原爆の子の像」や「死没者追悼平和記念館」
先日オバマ大統領が訪れ献花した「原爆死没者慰霊碑」等々…

慰霊碑2.jpg
(写真/広島平和記念資料館公式サイトより)

それを過ぎると 慰霊碑の正面に「広島平和記念資料館」(原爆資料館)がある。
これまた おそらく40年近くぶりに見学した。

現在は2014年からの改修工事中のため、展示スペースが半分くらいになっているようだが、
それでも膨大な資料の数々は、あの日の惨劇の記憶を充分に伝えていたと思う。

平和記念資料館 公式.jpg
(写真/広島平和記念資料館公式サイトより)

さすがに小学生の頃に見た記憶は極めて曖昧なもので、
展示されていた膨大な遺品や写真の記憶も薄く、大雑把にしか残ってなかったが、
その時に唯一 強く印象に残っていたのは、被曝した人の影が焼き付いた石…
通称「人影の石」というもので、
これは子供心にもかなりのインパクトで記憶に残っていた。

この「人影の石」とは、8月6日早朝 原爆投下時、
本通り住友銀行広島市店の玄関前の石段に腰掛けていた女性の姿が、
原爆の強烈な熱線の為に人型に黒く焼き付いてしまったものである。
今回 改めて見たところ、子供の頃の記憶より随分と影が薄く、
人影だか何だか いまいちよくわからない状態だった。
実際、年々少しずつ 影が風化して薄くなっているらしい。
昭和20年当時撮影された写真も横に展示されていたが、
そちらではかなりハッキリと黒い影が残されている。
なぜ人型に焼き付いたのかは諸説あり研究されているらしいが、
原爆の熱線を浴びた石は放射線の影響で表面が白くなってしまうらしく、
座っていた人の体で光が遮られた部分が逆に黒く残ったこと、
また、死亡した人間の身体から染み出した抽出物が石に染み込んで黒い影を形作った…等
いくつかの条件が重なって このような影を残したらしい。

人影の石.jpg
(写真/広島平和記念資料館公式サイトより)

他、被曝して亡くなったたくさんの人達が身につけていた
焼けただれ血の滲んだボロボロの衣服…
黒焦げだったり 半分溶けてしまったような遺品の数々…
生々しいヤケドの痕も痛々しい被爆者の写真…
(顔面が無惨に潰れたように溶けた女学生の写真が痛々しい)
最近 撤去問題で有名になってしまったジオラマの被爆者人形のおどろおどろしい姿…等々、
なるべく横に書かれている説明文をキチンと読んで行こうとしたのだが、
とても短い時間で全部を見ることは不可能。
最後はかなり駆け足で通り過ぎる事になってしまった。

これでも改装中のため半分くらいの展示スペースになっており、
完全な状態でフルに見学しようとしたら半日がかりになってしまいそうだ。

遺品として展示されていた衣服には、幼い子供や学生の物も多かった。
8月6日当日、広島市では建物疎開が早朝から行われており、
(空襲での延焼を防ぐために民家や建物を取り壊し間引きすること)
沢山の学生たちが男女問わず駆り出され作業をしていたらしい。
その事が災いして、多くの子供達が被曝して亡くなる結果を招いてしまった。
どんな想いだったのだろうか…? 想像するには余りにも辛い。
どんなに苦しかったか…痛かったか…
想像すると涙が出そうになる。
皆、あの日の夏を生きていたのだ。
それが たった一発の原爆で、恐らく何が起きたのかもわからないままに亡くなってしまったのだ。
いや寧ろ、何の苦しみも感じる間も無く、一瞬で死んでしまった人の方がまだ良かったかもしれない。
ヤケドと傷の痛みに苦しみながら死んでいった人達、
生き延びたものの、永く原爆症に苦しんで亡くなった人達…
平和な時代に生まれ、戦争などは遠い昔の出来事として生きてきた
私などが軽々しく共感できるものであろうはずもない…。

それでも、今回こうして改めて訪れて良かったと思う。
現在 複雑な国際情勢の中、戦後の日本が抱えてきた様々な問題が改めて論議される中、
少しでも多くの人達にこの場所を訪れて欲しいと思った。
資料館を見学していた人達の中に、かなり沢山の外国人の姿があったのが印象に残る。
原発含め核廃絶とか、簡単に出来ることでは無いのは重々承知だ。
私自身、どちらかというと現実の中で
理想と現実を使い分けて生きている方の人間だから、
理想だけでは世の中 やってゆけないことも身に染みている。
(例えば私は、9条があったから戦後日本が70年に渡って平和であったとは考えていない。
結局は、日米安保条約というアメリカの後ろ楯があったことで、
他国の侵略から守られてきたと考えている。まあ、この話はまた別の機会に…)

それでも、心の奥に刻んでおくべきだと思う。
この悲劇を繰り返さないために何を想い 何をするべきか、
それぞれがキチンと考えるためにも、一度は訪れてみるべき場所であろう。
今回、限られた短い時間での見学だったために、全てをじっくりと見ることが出来なかった。
いつかまた時間を作り もう一度この地を訪れてみたいと思う。
広島で育った人間として、自分のアイデンティティとして、
キチンと確認しておきたい…
今回の訪問で、改めてその認識を強くさせられた想いである。

原爆ドーム1.jpg

さてさて、ブログ企画【繋】は 毎月1日に、
参加メンバー全員が共通のテーマでブログを書くという企画です。
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2016年07月01日

ブログ企画【繋】第47回テーマ「ダンディズムとは?」

2013103016440000.jpg

毎度の事だが、早いもので 今日から7月、
毎月1日恒例のブログ企画【繋】
今月のテーマは「ダンディズムとは?」とのことである。

「ダンディズム」ですか…これはまた、難しいお題を…。
そもそも「ダンディズム」とは何だろう?…ということで、
毎度のことだが辞典を使って調べてみた。

「ダンディズム」
1 おしゃれ、伊達(だて)に徹する態度。19世紀初め、イギリスの青年の間に流行したもので、その影響はフランスにも及んだ。
2 その男性の、生活様式・教養などへのこだわりや気取り。「既製服を身につけないのも彼のダンディズムの一端だ」(デジタル大辞泉より)

何だろう…、自分とはあまりにもかけ離れていて哀しくなる。
思うに「ダンディズム」とは、基本的にシブい洒落男の世界だ。
それこそ、映画「風と共に去りぬ」のクラーク・ゲーブルや、
「カサブランカ」のハンフリー・ボガートあたりが似合いそうな世界である。
まあ、私にはとんと縁のない世界だが、
それでも やっぱりシブい大人の男というものに憧れはある。
試しに、今まで私が憧れた日本のダンディー俳優を思い起こしてみよう。

岸田森.JPG

まず最初に浮かぶのは、故 岸田森(1939〜1982)である。
文学座出身の俳優で、主に円谷プロの特撮作品等でシブい演技を見せていた。
私は 子供の頃にテレビで観ていた「怪奇大作戦」や「帰ってきたウルトラマン」に出演していたのを見たのが最初だが、
幼心にも シブくてカッコいい人だなぁ…と感じ憧れていた。
一般にはドラマ「傷だらけの天使」の辰巳五郎役が有名であろう。
無口で影のある役柄も、変態じみたコミカルな役柄もこなす
実にシブい個性派俳優であった。
(日本を代表する吸血鬼俳優でもある。)
若くして病気で亡くなってしまったのが惜しまれてならない。


草刈正雄2.JPG

そして、次に思い浮かぶ人は草刈正雄(1952〜)である。
若い頃は それはもう、日本を代表する超イケメン俳優であった。
今でも、イケメンと言われて誰を思い浮かべるか?と問われたら
私はいつも「若い頃の草刈正雄」と答えてしまうほどだ。
1977年に放送された時代劇「新撰組始末記」で演じた沖田総司は
実にハマリ役で本当にカッコ良かった。
年齢を重ねた現在は、ややコミカルな役どころが増えているようだが、
どんな役を演じても にじみ出る色気があり、
正しくダンディーという言葉の似合う役者だと思う。

草刈正雄.JPG


最後にもう一人、田村正和(1943〜)を忘れてはならない。
この人に関しては、もう説明は不要だろう。
「パパはニュースキャスター」「ニューヨーク恋物語」「古畑任三郎」等々、
数々のドラマで主役をこなし、正しく日本を代表するイケメン俳優である。
これまた、ダンディーそのものといったシブい役どころから
飄々としたコミカルな役どころまでこなす人であるが、
もう溢れ出る色気というか ダンディズムというか、
あまりにカッコ良すぎて 何をやっても田村正和という、
褒めてんだかバカにしてんだかイマイチよくわからないほどである。
数々の印象に残るドラマがあるが、
中でも1989年から90年の半年に渡って フジテレビで放送されたドラマ
「過ぎし日のセレナーデ」における熱演は特筆に値する。
当時の田村は、「パパはニュースキャスター」等のヒットもあり、
ややコミカルな役どころが多かった時期だが、
このドラマは真逆のハードボイルドもの、
一人の男の人生をかけた愛と復讐を描いた大作である。
この作品での田村の鬼気迫る演技には本当に圧倒される。
田村正和本人も、自身の代表作として名をあげている傑作ドラマであるが、
残念なことに 何かの版権的な問題があるようで、
未だに一度もビデオ化、DVD化されたことが無い。
本放送以降は、CSで一度だけ放送されたことがあるくらいで
ドラマの完成度の高さに比べて、あまりに知名度が低いのが惜しまれてならない。
是非とも復刻して欲しい幻の名作である。

田村正和.JPG


さてさて、こうして私の憧れの俳優3人について語ってみたが、
結局 私にとってダンディズムとは何か…?
その答えはよくわからないままである。
ある意味、「ダンディズム」とは男の美学と言って良いだろう。
自分の人生における何らかのこだわりや美学…
そういったものが自然と滲み出るような
大人のシブい男になりたいものである。
いや、年齢的には充分に大人なのだが、
残念ながら頭の中身が子供のままで付いて来ない…。
だいたいダンディーな男というのは、基本的に無口なものである。
やっぱり、自分には逆立ちしたって無理なようだ…。

ありぱんだ2.JPG

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2016年06月01日

ブログ企画【繋】第46回テーマ「酒」

夕暮れ歩道.JPG

毎度の事だが、早いもので 今日から6月、
毎月1日恒例のブログ企画【繋】
今月のテーマは「酒」とのことである。

「酒」ですか…。
いや、まったく…何というか…。
仕事柄というのもあるが、かなり呑む方である。
毎月 何回かは ライブ終了後の出演者の打ち上げに顔を出し、
自身のライブの打ち上げも含めて
平均して月に4〜5本くらいの飲み会がある。
打ち上げの他にプライベートな呑みも加えると
いったい どれくらいの酒を飲んでいるのだろうか?

自分で言うのも何だが、かなり強い方だと思う。
基本いくら呑んでも しっかりしており、
記憶が無くなるとか ハメを外すとか 違う人格になるとか
そういった事はほとんど無い。極めて冷静である。
さすがに最近は多少 記憶力も衰え、
前日どんな話をしていたか  いまいち曖昧な事もあるが、
だいたい呑んでいる時は冷静に話し対応している方だ。
酔っていないかと言うとそうでも無いのだが、
呑んで馬鹿やってウサを晴らすとかは出来ない性分のようだ。

生ビール.JPG

ちなみに どんな酒が好みかと言うと、基本「ビール」である。
特に銘柄にこだわりは無い。よく冷えていればOKである。
ゆえに 瓶ビールは、すぐヌルくなってしまいがちなので あまり好きでは無い。
基本 生ビール派である。
それ以外も いろいろ種類にこだわらず呑める方だが、
ビールの次に好きなのは「ジン」である。
主に「ジンライム」「ジントニック」
一人で呑む時は こちらを選択することも多い。

ジンライム2.jpg

さて、今でこそ ジョッキでガブガブと呑みまくる自分であるが、
実は若い頃はビールが苦手であった。
学生の頃は 大学のクラブ活動での飲み会が定期的にあったのだが、
その頃は本当にビールが嫌いだった。
思えば 当時の飲み会は瓶ビールが定番で、
それが どうにも生ぬるく ちっとも美味しいと思わなかった。
こんなもの どこが美味いのだろうか…と、本気で思っていたものだ。

そんなわけで、昔はよくウイスキーの水割りやロックを呑んでいた。
当時は若者向けにオシャレなカクテルやサワーなども流行り始めた頃だが、
さほどの酒好きでも無く性格も暗かった自分は、
部活の飲み会でも隅っこの方に座りこみ、
陰気に一人でウイスキーを呑んでいたりしたものだ。
その後 社会人となり、会社の飲み会も何度か経験するうち
自分が実はかなり酒に強い方だと自覚し始める。

やがて30代半ばに会社勤めを辞め現在のお店に復帰して、
徐々に仲の良い出演者も増え、打ち上げに誘われる機会も増えてゆく。
この頃は たいていジンライムを呑んでおり、あまりビールは呑んでいなかったと思う。
日本酒の熱燗の美味さを覚えたのもこの頃だが、
飲みやすさゆえに ついつい限度を越えて、
たまにトイレにこもってもどしたりという失敗もしたものだ。
どうも日本酒は体質的に合わないらしい。
自分はまず、呑みすぎて意識が飛ぶようなことは無いのだが、
度が過ぎると身体が先に悲鳴をあげてしまうようだ。

そういえば、この頃は毎週 池袋や江古田で路上ライブをやっていたのだが、
景気付けも兼ねて たいてい何か酒を呑みながら唄っていたものだ。
始めの頃はカッコつけてウイスキーの小瓶を持って行き、
チビチビ呑みながら唄っていたのだが、
どうもウイスキーはノドに良く無いらしく、
すぐに声が出なくなってしまうことに気付く。
そんなわけで 当時はチューハイなど片手に唄ったりしていたように思う。

そんな自分が現在のようなビール好きに変貌したのは、実は意外と最近の事である。
キッカケは2008年3月に、アサヒビールより
俗に言う《第3のビール》の「クリアアサヒ」が発売された事である。
発売当時、路上で唄う際に何気なく購入し呑んでみたところ、
これが実に美味かったのである。
しかも いくら呑んで唄っても、全く声がかすれることも無い。
いや、むしろ調子が良くなるくらいである。
それからは、路上で唄う度に「クリアアサヒ」を呑み続け、
気が付けば家に帰っても呑むようになり、
そのうちに、それまでは さほど好きでなかったビールというものが
すっかり大好きになってしまっていたのだから驚きだ。
そもそも「クリアアサヒ」は《第3のビール》と呼ばれる
ビールに似せたものであり、本当のビールとは別物である。
しかし、私をビールに目覚めさせたキッカケは
間違い無く「クリアアサヒ」であり、
その後も今現在に至るまで愛飲し続けている次第である。

クリアアサヒ.JPG

そして 相変わらず 飲み会の続く生活であるが、
さすがに50歳を過ぎた頃から
翌日の体調にかなり影響するようになって来た。
先日の自分のライブ後の打ち上げでは、
調子に乗って朝まで呑み明かしてしまい、
翌日の体調は最悪であった。
昨年末の入院騒ぎの事もあるので、なるべく無理はせず
ほどほどの量を気持ちよく呑んで帰るように心がけたい。
もう若くはないのだから、少しは自重するようにしたいものである。

さて、長々と語ってきたが、読み返してみれば
つまりは自分の酒の好みの遍歴を綴っただけになってしまった。
本当は、酒と音楽にまつわる様々な話しなどもしてみたかったのだが、
まあ、今回はこんなところで終わりとさせて頂きたい。
また何かの機会があれば、もっと違った視点から
「酒」について語ってみたいと思う。

ありぱんだ2.JPG

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