2024年12月16日

12月1日(日)江古田マーキー「ありのぶやすし還暦記念ワンマンライブ〜記憶の住処〜」後記

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早いもので、12/1(日)にワンマンライブを終えてから二週間が過ぎました。
あらためて 当日おいでいただいた皆様、本当にありがとうございました。
自分で想定していた人数を大幅に上回る50名近いお客様に来ていただき
本当に驚いてしまいました。
最後には立ち見になってしまったお客様もいて、申し訳ありません。
本当に感謝の言葉しか思いつきません。

さてさて、当日のライブですが、とりあえずセットリストです。

〈第一部〉ソロ弾き語り
会話
郷愁
残像
再会
やさしい人
夜明けのニュース

〈第ニ部〉with 高島ユータ
帰り道
ループ
幸福の設計図
記憶の住処
名前
師走の居酒屋の片隅で君はウーロン茶を飲みながら笑っていた

〈アンコール〉with 高島ユータ
物語
江古田

前半は私のソロ弾き語りで、自身の代表的な楽曲を中心とした選曲、
後半はサポートに高島ユータさんを迎えて、ピアノの音を交えてやってみたかった曲…ある意味 これからの自分が挑戦してみたい方向性を意識した選曲になりました。

全体を振り返ってみれば 後半の数曲で声が潰れてしまい、ベストな声で歌えなかったことが悔やまれてなりません。
リハーサルで歌いすぎた事…一晩中池袋のストリートで歌い続けていた頃の昔の自分の喉の強靭さを過信していた事…など、今更ながら反省点は多々ありますが、それでも皆様の温かい声援に助けられて何とかステージを終える事が出来ました。
何よりも、忙しい時間の合間を縫っての短期間のリハーサルで的確な音を作ってくれた高島さん、
ぶっつけ当日のリハで 望み通りの音を出してくれたPAの武田君には感謝してやみません。
そして年末の忙しい時期の中、駆けつけてくださった沢山のお客様…
本当に感謝の言葉しかありません。

おかげさまで、素晴らしい還暦記念のライブとなりました。
失敗 反省点含めて、それでも 良いライブをお届けする事が出来たかと思っています。
それも全て、沢山の人達に支えられての事だと思っています。

振り返れば私は 40年近く前から江古田マーキーという店に関わり、
スタッフとして沢山のアーティストをサポートしながら 自身もミュージシャンとしてステージに立ち続けるという立場で長い時を過ごして来ました。
その長い時間の中 沢山のミュージシャンと接する日々は
自分自身が奏でたい本当の音楽というものを模索する時間でもありました。

未だ、これがベストな完成形というスタイルには到達出来ていません。
ただ一つ言えるのは、自分は 売れるための音楽には一切関心がないということです。
音楽をやる人には大きく分けて二つのタイプがあると思っています。
プロになる…音楽で食っていく事を目的としてやっていく人…
売れなくてもいいから、好きな音楽をやってゆく人…
江古田マーキーという店は どちらかと言うと、後者のような 売れたいとかでは無く 好きな音楽をやりたい人が集まる店だと言えるでしょう。
プロになる…音楽で食っていくというのは 理想だけではやっていけない大変な世界だと思います。
私にとって 音楽との距離感や認識を教えてくれたのは 尊敬する小池真司であり 江古田マーキーで出会った沢山のアーティストです。

売れたいから歌っているんじゃない…歌いたいから歌ってるんだ…。

スタッフとして関わった数えきれない程のアーティスト達…
その沢山の人達が 今の私を支えてくれています。
未熟だった私の音楽感を、沢山の先輩ミュージシャンが叩き上げ磨いてくれました。
自身の狭い音楽感では捉えきれない深い世界に導いてくれた先輩達に
今ここで あらためて感謝の気持ちを贈りたいと思います。

まだまだ私の音楽は発展途上です。
もっともっと良いものが出来るような気がしています…
今の自分のスタイルの限界を超えて、私の頭の中にある理想の音楽を届けられるように、これから もっと頑張らなければいけないと思っています。

あらためて、今まで応援いただいた皆様 本当にありがとうございました。
そして、これからも勝手気ままにやってゆく私を どうぞよろしくお願い致します。

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posted by ありのぶやすし at 00:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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