
毎度の事だが、早いもので 今日から11月、
毎月1日恒例のブログ企画【繋】
今月のテーマ担当は私とのこと…
ということで、今回のお題は「私の座右の銘〜もしくは人生訓〜」とさせていただいた。
〜かつてうちのお店では 出演にあたってオーディションを受ける際、申し込み用紙に「座右の銘」を書く欄がありました。
その頃の私は、特に「マイ座右の銘」など意識した事も無かったのですが、人生も そろそろ後半に差し掛かって来た今日この頃…
何と無く 自分なりの人生訓的なものも考えるようになってきたわけです。
皆様はいかがでしょうか?
別に 格言・ことわざ的な「座右の銘」で無くても構いません。
日常 何と無く想っている人生観といったものでも良いので…
どうぞ よろしくお願いいたします。〜
とりあえず 参加メンバーの皆様には この様にお伝えした。
ここで書いた様に、かつての私は「座右の銘」 など 特に意識したことは無かった。
むしろ そんなもの 普通に皆 持っているのだろうかと疑問を感じていたりもした。
しかし、あれから幾年 歳を重ね…こんな私も何となく「座右の銘」的格言めいたものを あれこれ考えたりする様になった今日この頃…
そんなわけで、皆はどうなのだろうか聞いてみたくなり 今回のお題に至ったわけだ。
ところで、そもそも「座右の銘」とは何なのだろうか …?
まずは言葉そのものの意味について調べてみることにした。
「座右の銘」
《いつも自分の座る場所のそばに書き記しておいて、戒めとする文句。》(デジタル大辞泉)
…これだけではちょっとわかりにくい。
《常に自分の心に留めておいて、戒めや励ましとする言葉。もともと、古人が席の右側に置いて自らの言行を戒める言葉であったが、後に人々はそれを傍らに置いて自らを激励したり、戒めたりする格言となったとされている。「座右」とは、皇帝が自分の右手側の席に、信頼できる補佐役を座らせた重要な席を指す。「銘」とは、古人が鐘や器などの器物に刻む文体の一種であり、自分自身の戒めや他人を賞賛する目的で刻んだものである。》(はてなキーワード)
…「座右」とか「銘」とか、意味も知らず使っていたが、そういう意味だったのか…。
まあ、要するに 自分の人生における戒めや指針になる様な言葉…という解釈で良いのだろう。
トイレなどに自己啓発的な格言などを貼ってるようなものも近いと言えそうだ。
ここ数年 私は何かの機会につけ、一種 自分への教訓としての言葉をあれこれipadに書き記す習慣が出来たのだが、その意味においては これらは正しく「座右の銘」と言って良いのだろう。
さて、前置きが長くなってしまった…とりあえず 私の「座右の銘」的なものを書いてみる。
これがまた 一つではなく いくつもあるので、代表的なものを抜粋して書き出してみる。
「今日なすべきことをする前に、明日のことを考えるな。」
「自分の幸せを決められるのは 自分だけである。他人に判断を求めてはいけない。」
「死ぬ時は、たとえドブの中であろうと 前のめりになって死にたい。」(坂本龍馬)
「勇気あるということと 無鉄砲であることは違う。真に勇気があるものは、概して臆病者に見えるものだ。」
「100%の善意なんてものは 100%の悪意以外の何物でもないと思わないかね?」
「人間にとって最も大切なことは節義を重んじることである。」(大森茂)
「誰かを愛するということは 命を掛けられるということなんだ。それが出来ないというのであれば、そいつは愛とは違うものだと思うんだがね?」
「君の境遇がどんなに不幸であれ、他人はそんなところは見てはくれないよ。生きるということは 結局のところ闘いなんだ。どんな環境であれ勝ち負けがあって、惨めになりたくなければ負けないように努力するしかないのさ。」
「意味があるから生まれてくるのではない。生きてゆくために意味を求めるのだ。大切なことは、なぜ生まれて来たか…ではなく、どのように生きてゆくか…ということである。」
「信用することと信頼することの違いを認識せよ。この違いを理解出来ないと、手痛い報復を喰らうことになる。」
「ほんとうに大切なことは単純な言葉で語られる。」(アルヴォ・ペルト)
「たいして頭も良くないくせに 自分は頭が良いと思っている人間ほど始末の悪い奴はいない。 そういった人間は大体において無駄にプライドが高く、反面 自分の行動や言動には恐ろしく鈍感であり罪の意識が低い。」
「自分の人生を他人に委ねてはならない。どのような過酷な境遇であれ、己の人生を決めるのは結局自分なのだ。どれほど恐ろしく理不尽な状況であろうと、最後は自分で背負うしかない。誰かのせいにして逃げている限り、問題は決して解決されることはない。」
「人生とは長い映画のようなものである。波乱万丈、山あり谷ありでも エンドロールで、いい映画だったなと思えれば良い。出来れば 悲劇にはしたくないものである。」(ぱんだ)
「人間とは、所詮 排泄をする動物である。」(ぱんだ)
…明確な個人の言葉とわかっているものには 名前を書いてある。
(ちなみに大森茂は 私の祖父である。)
私自身で考えたものは (ぱんだ)と書いておいた。
人から聞いたり どこかで耳にした言葉は無記名であるが、自分なりの解釈で書き記したものも多い。
まあ、《あなたの「座右の銘」を教えてください。》と言われて、こんなにあれこれ述べるのも妙である。
どれか一つ選ぶなら とりあえず…
「人間とは、所詮 排泄をする動物である。」(byぱんだ)
これを私の「座右の銘」としておこう。
これは ある時期からの私の人生訓となっているのだが、そのキッカケとなったエピソードを話してみたいと思う。
自分は元来 ちょっとした事ですぐ落ち込み、食事も喉を通らず 悶々鬱々ウジウジと…暗い顔をして負のオーラ全開で撒き散らし、周囲を不快にさせてしまう様なネガティヴな性分である。
そういう性格の人間は大抵胃腸が弱い。落ち込むと下痢をする…という事がお決まりのようなものだ。
ある時、やはり何かで激しく落ち込み、悲劇の主人公気取りで鬱々としていた。
例によってお腹の調子が悪くなり、どこかのトイレに駆け込んだのだが…
そこのトイレは面白い事に 座った正面に大きな鏡があって、用を足している自分の姿がマジマジと見える仕様になっていたのだ。
そして そこに映った自分の姿の まあ何と情けない事か…。
この世の悲劇を全て背負った様な陰気な顔をした男が ズボンを半分ずり下げ下半身丸出しで便器に座り 悶々とウンコしてるのだ。
何だろう…これは?何と滑稽な姿であろうか…
その時 何となく思ったのだ…これはもはや喜劇でしかないと。
どんなに悲しみに沈んでいようが どん底に落ち込んでいようが 絶望に苦しんでいようが 怒りや憎しみに囚われていようが…こうやってウンコしている自分を側から眺めれば そればもう喜劇でしか無い。
そして 自分だけではない。今 哀しみの底に沈んでいるあの人も 怒り憎しみに燃えるあの人も 超イケメンでカッコイイあの人も 恋する少女も 憧れの超絶美少女なアイドルも…
み〜んなウンコするのだ…。
もう 何というか、喜劇だ…喜劇でしかない。
私は人生の真理に触れた様な気がして、何だか 落ち込んだ気分に浸ってるのも馬鹿馬鹿しくなって来た…。
結局 人間も動物である…どんなにカッコつけたって、ウンコもオシッコもする。
そう考えれば 人生とは所謂 喜劇のようなものであり、だったら落ち込んで暗く生きるよりも 日々 笑って過ごし生きた方が 面白いではないか。
そうして出来上がったのが 先の言葉である。
まあ何というか、あまり大ぴらに語れる様な言葉ではない。
面接などで《あなたの座右の銘は…?》と聞かれて
「人間とは、所詮 排泄をする動物である。」などと、口が裂けても言ってはならない。
そんな大事な場面では、
「人間にとって最も大切なことは節義を重んじることである。」(大森茂)
ありがたい祖父の言葉を使わせてもらう事にする。
ちなみに 最近のお気に入りの言葉は
「毒も喰らう 栄養も喰らう」(範馬勇次郎)…である。
これについては いずれまた機会があれば語ってみたいと思う。

最後に今回のお題にかこつけて 1曲…
https://m.youtube.com/watch?v=EuQShKbxQmE
半年前に 友人のえんど〜くんが私の曲をロック調にアレンジしてくれたものです。
良かったら聴いてみてください。
「格言」 作詞作曲 / ありのぶやすし
正直者は馬鹿を見る 隣の芝生は青く見える
犬も歩けば棒に当たる 石橋をたたいて渡れ
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
徒然なるまま日暮し 善しなしごとを書き唄う
百万の罠を用意して 都会は君を待っている
経験値ふやして うまく立ち回れ
ほら 君の胸の隙間に 今 甘い声が囁く
ほら 油断してちゃいけない
眼を開いて いざ行くんだ さあ!
自信の無さは顔に出る 弱い犬ほどよく吠える
笑う門には福来る 災い転じて福となせ
されど光陰矢のごとし 驕る平家は久しからず
仏の顔も三度まで 一寸の虫も五分の魂
間抜けな いじらしさ見たさに みんなが君を見守ってる
笑われてもいいさ 強く立ち向かえ
ほら 乾いたその心に 今 熱い雨を降らせる
ほら よそ見してちゃいけない
手を拡げて 全て受け止めて
ほら 君の胸の隙間に 今 甘い声が囁く
ほら 油断してちゃいけない
眼を開いて いざ行くんだ さあ!
さてさて、ブログ企画【繋】は 毎月1日に、
参加メンバー全員が共通のテーマでブログを書くという企画です。
他の皆さんのブログも是非ご覧になってみてください。
ブログ企画【繋】参加メンバーのブログ
「内田祥文のKeep Hope Alive♪」
http://ameblo.jp/uchida-shobun/
peixe grande take
https://ameblo.jp/peixe-grande
津軽三味線山中信人の朝刊・夕刊〜
http://ameblo.jp/nobu483/
鈴木NG秀典(すずきんぐ)「鈴木NG秀典ーだー。のブログ」
http://ameblo.jp/suzuking-ramen/
モリミカのブログ
http://ameblo.jp/mmika0716/
こいぬまめぐみブログ
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minaさんのブログ
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