2016年09月01日

ブログ企画【繋】第49回テーマ「ちょっと変わってるかな?って思うところ」

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毎度の事だが、早いもので 今日から9月、
台風一過、私の大好きな夏も もう終わりの気配である…。
毎月1日恒例のブログ企画【繋】
今月のテーマは「ちょっと変わってるかな?って思うところ」とのことである。

これはまた変化球なお題である。
お題主曰く「他の人と比べて、自分がちょっと変わってるかな? と思うところを語ってください」とのこと。

はてさて…改めて己れを振り返ってみれば
何だろう…?かなりの変わり者だとは思う。
そもそも 何を基準にして普通とするかは考え方次第だが、
私の人生 どうも微妙に普通と言うものから外れていると思えてならない。

自分の妙なところ、あれこれ例をあげていたらキリがないので、
今回はひとつだけ…
これは周囲からも良く指摘されるし、自分でも認識しているのだが

「私は 話し方が かなり《変》である…。」

俗に言う「おネェ言葉」にかなり近い。
基本、主語は「あたし…」である。
さらには妙に芝居がかってたりもする。
主に飲み会や、仲の良い人と話しをする際に
場面によっては仕事中にも自然と使っていたりする。

まあ、当たり前だが 真面目な場面ではキチンと話せる。
(断っておくが私は「オカマさん」では無い。)
では何故、いつ頃からこんな話し方になってしまったのだろうか?
そもそも 自分は広島で育った人間である。
その頃はごく普通に 主語は「ワシ」で
語尾は「…じゃけぇ。」「…じゃけん。」であった。

「何を言うとんなら、ワレ?」
「おんどりゃぁ!ええ加減にせい!」
「ぶち殺したろか ワレ?」

…などといった殺伐とした言葉が
日常的に普通に会話に登場する土地柄である。
聞いた話だが、東京の居酒屋で広島の人間同志が
普通に話しをしながら呑んでいたところ
「店内でケンカをしている人がいる」と通報され警察がやって来た。
…などという逸話があるほどだ。
およそ噂の域を出ない話だが
いかにもありそうな話だと思わせるくらい
広島弁が乱暴な言葉遣いであることは事実である。

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そんな バリバリ広島弁をしゃべっていた私だったが、
幸か不幸か、高校2年生になる春に 父の転勤に伴って上京。
ここから徐々に変容して行くのである。
まず最初の転校の挨拶では普通に広島弁全開で喋ったと思う。
これが かなり笑われてしまった。(笑わせたのではない)
「ワシ」「…じゃけん。」「…じゃ。」等々の広島独特の話し方…
これが かなり揶揄されてからかわれてしまった。
まあ現在ほどのバイタリティがあれば何を言われても
こちらから笑い飛ばして平然としてもいられるのだろうが、
当時弱冠17歳の繊細で多感な私はすっかり萎縮してしまい
段々と人前で話すのが苦手な人間になってしまった。

「ワシ」では笑われてしまうので違う言葉に置き換えたいのだが、
「俺」と言えるほど気が強くも無いし、
「僕」と言うのは どうにも気取っているみたいで恥ずかしい。
結果、主語はいつ頃からか「私」になった。
しゃべり方も全体に 馬鹿丁寧で堅苦しい中に
広島弁と標準語が入り混じった奇妙な形に変化して行った。
20代から30代半ばにかけては、
この妙に堅苦しい奇妙なしゃべり方で話していたと思う。

そこに変化が加わるのは、30代半ばに
現在の仕事に就いた頃からである。
ライブハウスのスタッフとは言え、基本接客業である。
カウンター越しにお客さんや出演者と会話することも多い。
日々 沢山の人達との会話を重ねる中、
「ワタシ」は いつの頃からか「アタシ」に変化し
徐々に「おネェ言葉」が会話の端々に登場するようになっていた。
何だろう…?私が幼少期から潜在的に抱えていた
「女性的」なる一面が表出して来たのだろうか?
それとも もしかすると、私が子供の頃に熱中し
多大なる影響を受けた野球漫画「アストロ球団」
そこに登場していた「バロン森」という
一見オカマチックながら男気に溢れたキャラクター…
これが潜在意識として強烈に刷り込まれていたのかもしれない。
(「アストロ球団」に関しては、2013年10月ブログテーマ「私を変えた一冊」http://aripanda1964.seesaa.net/article/376263553.htmlをご覧くださいませ。)

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しかし この「おネェ言葉」なるもの、
この手の接客業では結構な武器になるのだ。
場合によっては、重くなりそうな話題や、
真面目な話しを柔らかく伝えなければいけない場面も、
「おネェ言葉」で話していると妙に場が和むのである。
そして連日の接客をこなす毎日の中…
いつしか私はすっかり「おネェ言葉」を使いこなす人間となってしまった。
日常 こんなしゃべり方をしているため、
良く知らない人は私をソッチ系の人と勘違いしたり、
あろうことか私を「社長の愛人」だと思い込んでた人もいるらしい…。
何度も言うが、私はソッチ系の趣味は無い。
むしろ「女性的」なものに対する憧れが強いのである。
「生まれ変わったら女になりたい」などと昔からよく口にしていたが、
別に女装願望があるわけではない。
ましてや こんなゴツイ男が女装したところで気持ち悪いだけである。
そういえば、以前 知り合いの女性に
「ありのぶさんは 女の子に幻想を持ちすぎている。
本当の女の子と言うのは、そんなにきれいなものでは無い。」
…などと言われたことがあるが、
知らないがゆえに憧れが強いのだろう。
いや、これでも2回も結婚しているくらいだから、
女性の実態というものを それなりに知ってはいるつもりだが…。

とまれ、いったい何の話しをしているのだ…?
段々よくわからなくなってきた。
これ以上続けていると、自分の危ない側面をさらけ出してしまいそうなので、
中途半端であるがこの辺でお終いにしておこう。
危ない…危ない…。

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さてさて、ブログ企画【繋】は 毎月1日に、
参加メンバー全員が共通のテーマでブログを書くという企画です。
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posted by ありのぶやすし at 15:15| Comment(0) | ブログ企画「繋」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする