
ブログ企画【繋】第22回テーマ「家族のはなし」
バタバタとしているうちに もう6月…。
何だか 毎日 追われるように生きているみたいだ。
今回のブログ企画【繋】お題は「家族のはなし」とのことである。
…マジでこれは難題である。
なぜかと言えば、私自身が《家族》というものに対して
非常に不誠実な人間だからである。
情が薄いとでも言えばいいのだろうか…?
そもそも《家族》とは何であろうか?
人は皆 両親から生まれ、
通常 その両親と子供、場合によっては両親の親も含めて
一つの屋根の下に暮らすものを《家族》と呼ぶと考える。
基本的に親子、兄弟姉妹といった血の繋がりの濃いもの、
なおかつ同居という生活の形が重要なのではと思われる。
例えば 同居している祖父母は《家族》と呼んで差し支えないと思うが、
別居している祖父母は《親戚》というイメージが強い。
まあ、この辺りの感覚は人それぞれだろうが。
子供はやがて成長し、結婚して新たな家族形態を作る。
独立して新たに居を構えるケースが多いが、
どちらかの親とは同居する場合でも、
もう一方の親とは基本まず別居である。
同居していない義理の両親はなかなか家族とは呼び難い。
《親戚》という言葉の方がしっくりくる。
何が言いたいのかよくわからないだろう。
家族形態学の考察でもやっているのか…?
要は、私が家族という言葉に何かしらの後ろめたさを感じ、
家族というものへの意識がどうにも薄いのは、
私の成長の過程において
何がしかの大切なものを見過ごしてきてしまった…
そう思えてならないと言い訳しているだけである。
私の父は銀行員で、転勤が多かったために
持ち家というものを持てなかった。
私は家族というものを繋げてゆくうえで
共に過ごしてきた記憶・思い出というものが
大きな役割を果たしていると考える。
その意味において、変わらず存在し続ける《家》というものが
とても重要なのではと思えてならない。
私が20歳の時、過労も祟ったのか
父は脳梗塞に襲われ、52歳という若さで急死してしまった。
当時 3つ上の兄は広島で一人暮らしをして大学に通っており
東京では父、母、私の3人で暮らしていた。
父の急死後、私と母の2人きりでの生活が約4年間続いた。
大学卒業後、早々に結婚した私は
母と別居して新たな家庭を作った。
(結局10年後にその家庭は崩壊するのだが…)
父、母、兄、私の4人で暮らしていた家族は
最終的にそれぞれの個別の生活に分化してしまったのである。
ちなみに 離婚後 一人になってしまった私は
寂しさよりも むしろ初めての一人暮らしの気楽さに浮かれてしまい、
やりたいことをやってお気楽に生きるようになってしまった。
その後、縁あって新たな家庭を持つことになるのだが、
ここ十年間の一人暮らしで身につけてしまった身勝手さが災いし、
家庭に対しどこか薄情な人間であるように思えてならない。
ちなみに現在 母は身体も衰え一人暮らしが出来なくなり
広島の特別養護老人ホームに入居しているのだが、
近頃とみに元気が無くなり、記憶も衰えたように思える。
いつか 私のこともわからなくなる日が来るのだろうか…
そう思うと何ともやり切れない気持ちになる。
私が《家族》という言葉に どうしても後ろめたさを感じてしまうのは、
母に寂しい想いをさせてしまったという後ろ暗さがあるからだろう。
どうにも暗い話になってしまった。
これ以上書いてると、何を言い出すかわかったものじゃない。
中途半端だが、これで終わりにしたいと思う。
愚痴っぽい内容ですみませんでした。
ps…最後にこれだけ言っておこう。
私はソフトバンクのCMが嫌いである。
ラッパーがよく言う「両親にマジ感謝!」も嫌いである。

さてさて、ブログ企画【繋】は 毎月1日に、
参加メンバー全員が共通のテーマでブログを書くという企画です。
今月から新しいメンバーも増えました。
他の皆さんのブログも是非ご覧になってみてください。
内田祥文のKeep Hope Alive♪
http://ameblo.jp/uchida-shobun
peixe grande take BLOG
http://ameblo.jp/peixe-grande
山中信人さん
「津軽三味線山中信人の朝刊・夕刊〜」
http://ameblo.jp/nobu483/
カズMAX ♪アコギロックだましい♪
http://s.ameblo.jp/acoustic-rock/
渡部まいこ 渡部まいこの音楽日記
http://ameblo.jp/maikowatabe-i-1000nen/
ペリー福神の、"a Perry-boy says「フレッド・ペリーのペリー!」"
http://ameblo.jp/fushenchongren/
エニフジのオチのない話。
http://ameblo.jp/enifuji/
橘ネロリ 「橘草子」
http://ameblo.jp/tachibana-n
鈴木NG秀典ーだー。のブログ
http://ameblo.jp/ramen-kuitee/