
先週の2月8日(金)、
広島からやって来た友人 ルカ君の
板橋「Dream's Cafe」での
「東京フォークライブvol.5」を観に行き、
数曲ほどゲストとして参加して来ました。
彼は、自称“フォークの伝道師”として
ライブ活動をする傍ら、
自らも広島でフォーク喫茶「置時計」を経営して、
往年のフォークの名曲の普及に努めているという、
今時ちょっと珍しい若者です。


もともとは5年くらい前に、mixiを通じて知り合ったのですが、
実際に会うのは これが2回目、
初めて会ったのは 確か2年半前の2010年10月、
“三軒茶屋ラヂオデイズ”での彼のライブに
私が飛び入り参加した時です。
その時も驚かされましたが、今回もまた、
彼の 70年代日本抒情派フォークを中心とした
マニアックなレパートリーの広さには、
遥かに歳が上の私でさえ敵わないほどです。
午後7時過ぎに開演、
西は島根県から 東は福島県からやって来た方まで、
約20名近くのお客様で 狭い店内はビッシリ埋まる中、
4時間近くに渡り歌われるフォークの名曲の数々。
今回は、前日深夜に広島を出発、徹夜で車を運転し
当日の午後に東京着という強行日程の中、
その疲れを全く感じさせない彼のパワーに感服。
3年前より更に磨きのかかったギターと、
甘く優しい歌声に場内みんな釘付けです。
私は途中からステージに呼ばれ、
ふきのとう、とんぼちゃん、グレープ等々10曲くらいを
一緒に演奏させて頂きました。
彼の特徴のひとつとして、
オリジナルは一切 作らず、
ひたすらにコピーに徹している事があるのですが、
コピーと言っても かなり徹底しており、
極力 完コピを目指し、
歌い手の余計な解釈でのアレンジを絶対やらないという
言うなれば『原典至上主義』という姿勢を
つらぬいている点が挙げられるでしょう。
このあたりには、“フォークの伝道師”を自称する
彼なりの こだわりがあるようで、
ある意味、クラシック音楽の世界に近い考え方かもしれません。
様々な考え方があると思いますが、
一つの姿勢として 大切にして欲しいと思います。
一方の私はというと、かなりアバウトな考え方なもので、
原曲は尊重しつつも、自分の感性重視
日頃 コードや展開等 うろ覚えなまま演奏しているもので、
ずいぶん足を引っ張ってしまいました。
曲だけ決めて 一度も合わせずのぶっつけ本番だったので、
まあ ここは一つ 大目に見てくださいね。
ライブは午後11時くらいに終了、
彼は 翌日も午後から横浜でライブということで、
もっと いろいろ話もしたかったですが、
それはまた次回会えた時の楽しみにということにして、
お店を後にしました。
彼と自分とは、同じフォークソングをやっていても
その考え方、表現方法には いろいろ違いもあります。
ただ、やり方は違っても、
フォークソングを愛する心は同じと信じており、
お互いに頑張ってゆければと思っています。
ちなみに この日のライブ映像は、
いずれルカ君がYouTubeにUPすると思われますので、
よろしかったら是非ご覧になってみてください。
せっかくですので、前回のラヂオデイズでの映像を
幾つか貼っておきますね。
http://www.youtube.com/watch?v=MoYbSPMxYXA「もの憂げな10月/ふきのとう」
http://www.youtube.com/watch?v=npz_dpNw8gQ&feature=related 「あの人の手紙/かぐや姫」
http://www.youtube.com/watch?v=Rw554MTdsuY&feature=related 「僕の胸でおやすみ/かぐや姫」
http://www.youtube.com/watch?v=a_4wD_EhnV4&feature=related 「生活/とんぼちゃん」
http://www.youtube.com/watch?v=xtipD_FQEpU&feature=related 「ひとり占い/グレープ」
http://www.youtube.com/watch?v=04d0xndCBA8&feature=related 「夕暮れの街/ふきのとう」
posted by ありのぶやすし at 05:05|
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