2019年11月01日

ブログ企画【繋】第87回テーマ「手紙 〜拝啓 17歳の君へ〜」

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拝啓 17歳の君へ

毎日が息苦しくて、明日のことなど考えられない君
この苦しみは 誰もわかってくれないと 心を閉ざしている君
周りが全て敵に思えて 助けを求めることも出来ない君
生きることが辛くて 甘美な死に 救いを見出そうとしている君

君に伝えてあげたい
その苦しみから逃れる方法は100通りだってあることを。
今 目の前にある世界が全てではないことを
そして 君が思っているほど この世界は悪いものではないことを

うまく笑えない君 嘘が付けない君
孤独という殻に閉じこもることで必死に身を守っている君
理不尽な嫌がらせや中傷に 決して負けないように
君の気持ちひとつで 世界を変えることも出来るんだ
でも、どうしようも無い時は 逃げ出してしまってもいいんだよ

僕も君と同じように苦しんでいた
あれから随分と歳を重ね 大人になったけれど
やはり 今でもわからないことだらけ
何が正しくて 何がいけないことか
答えはちっとも見えてこない

それでも 少しだけわかってきたこともある
結局 最後に背負って行くのは 自分でしかないこと
周りが変わることを待っていても 何も解決はしないこと
自分が強くなるしかないんだ
強い意志を持て したたかであれ
他人をあてにするな
わかってもらえないと嘆くことはない
誰も皆 自分のことすらわからないのだから
ましてや他人のことなんて わかるはずもない

何故 生まれてきたのか
何故 生きなければならないのか
答えなど無い
理由もわからず産み落とされ
やがて死に土に還る
その短い人生を 僕は精一杯 楽しむことに決めた
話してもわからない奴は放っておけ
周りに迷惑をかけてないなら どんな生き方をしていても
他人からどうこう言われる筋合いは無い

自分を捨てることで始まる
それが人生って奴じゃないかな
くだらない戯れ言や意味の無い中傷に惑わされてはいけない
したたかにやって行け
どんな時でも 生きて行くのは 自分なのだから

追伸…

最後に一言
その左ポケットに隠したナイフを 決して使ってはいけないよ
それから、なるべく父親と いろんな話をしておけ
理由は聞くな…




さてさて、毎度の事だが、早いもので 今日から11月、

毎月1日恒例のブログ企画【繋】
今月のテーマ担当は私である。
あれこれ悩んだが、以下のようにメンバーの皆様にお伝えした。

〜いろいろ提案したいお題が幾つかあり、悩んでしまいましたが、
今回のお題は
「手紙 〜拝啓 ◯◯歳の君へ〜」でお願いいたします。
まあ、元ネタは明らかにアンジェラ・アキの歌ですが、
過去の自分…何歳でも構わないので、昔の自分に手紙を書いてください。
皆様それぞれに長い人生を生きてきた中で、将来のことや自分自身の生き方等々…いろいろと迷い苦しみ悩んでいた時期もあったでしょう。
そんな昔の自分に 現在の自分から伝えてあげたいことはありませんか?
それを 手紙という形にして書いてみてください。
なお、ブログタイトル中の◯◯の部分は、皆様それぞれに いちばん手紙を書いてあげたい年齢を設定して埋めてください。
(例えば…「手紙 〜拝啓 17歳の君へ〜」という感じです…。)
同時に、なぜ その年齢を選んだのか…ということも、簡単でいいのでご説明ください。
少々 青臭くて小っ恥ずかしいお題かとも思いますが、照れずに真面目に…
どうぞよろしくお願いします。〜

さて、自分で決めておいて何だが、随分と面倒臭いお題を選んでしまった…と、いささか後悔している。
そもそも何故こんな青臭いお題を考えてしまったのか?
まあ いろいろと煮詰まっていたのだ。
現在の自分は 過去の積み重ね…良い事も悪い事も含めた全ての経験から今に至っている。
若かりし頃の自分を思い出せば とにかく恥ずかしい事でいっぱいだ。
今で言うなら中二病…青臭い正義感と価値観で社会を知ったような気になっていた。
今はこうして何とか無事に生活をしているが、何かひとつでも違っていたら もしかしたら全く違う悲惨な人生を歩んでいたかもしれない。
いや、場合によっては自ら命を絶っていたかもしれない。
様々な経験を重ねてきた今だから わかること、伝えたいことを手紙という形で書くことにより、何かを自分の中で見つめ直したい…
そして、今 あの頃の自分と同じように悩み苦しんでいる人がいたら、もしかしたら何かの助けやヒントになるかもしれない。
今回のお題は そんな気持ちから決めさせていただいた。

そして私が選んだのは17歳の自分…
この頃の私は、広島から東京に高校2年生という中途半端な時期に転校して来て
初めてイジメというものの対象となり つらい日々を過ごしていた。
誰にも相談できず、両親にも言えず
それでもなぜか 学校へ行かない…という選択肢は無く 毎日キチンと通っていたのだから不思議なものだ。
この辺り 生来の糞真面目な性格が現れているのだろうが、今は それで良かったと思っている。
もし学校へ行かない…という逃げに走っていたら、もしかしたらそのまま不登校の引きこもりになっていたかもしれない。
手紙の中では 逃げてもいいんだと書いてはいるが、
それは最後の手段だと思っている。
精一杯頑張ってみて、それでも心が壊れてしまいそう限界が来たら
そこから離れて 新しくやり直したって良いんじゃないかなと…
それで上手く行くなら 何も無理して執着することはないだろう。
ちなみにあの頃の自分は 左ポケットにカッターナイフを忍ばせて登校していた。
これは他人を傷つける用では無く、自殺用のものであった。
いつか どうしても耐えられない限界がきたら、自分を虐めていた奴らの目の前で
当て付けに手首を切って死ぬつもりだった。
まあ、今から思えば何てみみっちい反抗だろうと恥ずかしくなるが、当時は本気でそう思っていた。
幸いにして そのナイフは一度も使われること無く 無事現在に至るわけだが、
何かひとつでも引き金があれば どうなっていたかはわからない。

それにしても今の自分は あの頃の繊細で悩み深かった若者とは まるで違って
随分とお気楽で能天気な人間になってしまった。
もちろん今でも日々悩みは尽きないが、
昔に比べれば かなり逞しくなってきたように思う。
でも、それはある意味 運が良かっただけかもしれない…
何にせよ、生きてて良かったと…しみじみ思う今日この頃である。

私は 今日まで生きてみました
時には誰かの力を借りて
時には誰かにしがみついて
私は今日まで生きてみました
そして今 私は思っています
明日からも こうして生きて行くだろうと…
(吉田拓郎「今日まで そして明日から」より)

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さてさて、ブログ企画【繋】は 毎月1日に、
参加メンバー全員が共通のテーマでブログを書くという企画です。
他の皆さんのブログも是非ご覧になってみてください。

ブログ企画【繋】参加メンバーのブログ

「内田祥文のKeep Hope Alive♪」
http://ameblo.jp/uchida-shobun/

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https://ameblo.jp/peixe-grande

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鈴木NG秀典(すずきんぐ)「鈴木NG秀典ーだー。のブログ」
http://ameblo.jp/suzuking-ramen/

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2019年10月01日

ブログ企画【繋】第86回テーマ「む≠ナ始まるモテる男の条件」

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毎度の事だが、早いもので 今日から10月、

毎月1日恒例のブログ企画【繋】
今月のテーマはこいぬまめぐみさんからのお題で
「む≠ナ始まるモテる男の条件」とのことである。

〜ご無沙汰しております、こいぬまめぐみです。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
10月のお題を何にしようかあれこれ考えていたら、発表が遅くなってしまい申し訳ないです。
ここはやっぱり手堅く増税関連?とも思ったのですが、ちょうど少し前に大学院の研究室合宿に行ってきまして、そこで大喜利大会なるものが開催されました。
番組名は覚えていないのですが、とあるテレビ番組の大喜利企画をなぞったお題が出され、それをひとりひとりが回答していくという形式で、とても盛り上がりました。
そこで、今回はその中からひとつお題を抜粋して、みなさまにもお答えいただく回にさせていただこうと思います!
題して、
ブログ企画【繋】第86回「む≠ナ始まるモテる男の条件」
でいきましょう!
なお、ボケた方がいいのか真面目にいったほうがいいのかなど、回答のトーンも含めすべてお任せいたします。
あまり深く考えすぎず、勢いでいきましょう!笑
それではよろしくお願いいたします!〜

これはまた変化球なお題だ。
どうしよう…? ボケた方がいいのか、真面目に考えるか…?
お言葉に従って、あまり深く考えすぎず勢いで書いてみる。


「む≠ナ始まるモテる男の条件」

無理と言われても諦めず
無駄と笑われても気にしない
無能とバカにされたって
無垢な心を忘れない

無茶な頼みも断らず
むやみと人をあてにせず
無益な争いは好まず
無償で他人のために尽くし

難しい奴と言われても
群れることを嫌い
昔気質と言われても
無視して己の道を行く

ムキになったり
向こう見ずなところもあるが
向かい風にも負けないで
夢中になって夢を追う

向こうに困っている人がいれば 行って助けてやり
迎えに来てと言われれば 行ってその荷物を背負い
むやみに粋がる人があれば 行って強がらなくてもいいと言い
無駄な喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろと言い

虚しきこの世に涙を流し
無銭で空腹な夜はおろおろ歩き
無知と笑われ
無視をされても
無欲であり
無駄遣いをせず

そういうものに 私はなりたい…わけねえだろう!


何だかよく分からないものになってしまったが、
今回はこれで終わりとさせて頂きます。
失礼しました。

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さてさて、ブログ企画【繋】は 毎月1日に、
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2019年09月02日

ブログ企画【繋】第85回テーマ「中古品」

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毎度の事だが、早いもので 今日から9月、

毎月1日恒例のブログ企画【繋】
今月のテーマは このブログ企画の創設者である内田祥文さんからのお題で
「中古品」とのことである。

〜来月のお題ですが、「中古品」でお願い致します。
リサイクルショップ、オークション、フリマアプリ、中古車や中古のギターetc
我々の身の回りには中古品、リサイクルの物が結構多いと思います。
もちろん新品もいいですが、欲しかったものを中古で手に入れた時の感動は
また別の気持ちがあると思います。
皆さんの愛すべき中古品、それに対する愛情などを書いて頂けたらと思います。
もちろん写真を載せてもらうのも大歓迎ですので、宜しくお願い致します。〜

さてさて、「中古品」
何だろう…?
面白い話を考えてみたいのだが、 案外 切り口が見当たらないものだ。
ちなみに 私自身の身の周りを見渡してみると、その大半が中古品で占められている。
部屋を埋め尽くす大量のCD・レコードと本の山々、その殆どが中古で購入したものだ。
数本所有しているギターも中古で購入したものや、人から譲り受けたものが多い。
服飾品に関しては新品と中古の半々くらいか?
他 今住んでいる家も中古である…買ったのは私ではないが。
そういえば、バツイチ再婚の私自身も 考えようによっては中古品である。

最近は リサイクルショップやネットオークション、メルカリ等で商品を購入するという事も、ごく普通の事として受け入れられているように思われる。
あくまで私の個人的な感覚だが、昔は中古品を購入するという事には 何となく貧乏くさいイメージがあった。
中古で買うなんて、お金の無い人がやること…普通の人は新品で買うものだ…。
私が青春時代を過ごした80年代はバブル真っ只中、
大学生がクルマを乗り回し ホテルを借り切り豪遊する時代だ。
そんな時代において 中古品を購入 使うという行為は 貧乏の象徴、自らの貧しさを露呈する行為であり、多少の恥ずかしさを感じるものであった。
しかし あれから数十年… 人々の価値観は大きく変わった。
今では ネットオークションなどを利用して欲しい商品を安く買うという事は当たり前の行為であり、そこに恥ずかしさや気後れを感じる人も少ないようだ。
逆に、買い物上手な私…などと ちょっと自慢したりするくらいである。
私も もっぱら中古品を多大に利用する人間であるから それはそれで 別に良いと思う。

また、中古でものを購入するという行為には、新品で買うより安いから…という経済的な理由とは別に、歴史的に価値があるヴィンテージ品を購入するという場合もある。
主に絵画や彫刻などの芸術品や骨董品を買う場合は、むしろ年代を重ねる事で より高価になってくる。
ギターなどの楽器も面白いもので、モノによっては中古品なのに同型の新品より数倍も高くなる事もある。
ギター弾きも ある程度の年齢になってくると やはりヴィンテージ・ギターなど欲しくなったりする人が多いようだが、
私は高価な楽器にはあまり興味は無い…そもそも買う資金も無いので鼻っから諦めている。
チューニングがしっかり安定していて 弾きやすく それなりに音が良ければ それで良い。

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少し切り口を変えてみる。
「あなたは どこまでなら中古品を許容出来ますか?」
先にも触れたが、ここ最近は 中古品を購入 利用するという行為も
特に後ろめたさを感じることも無く 広く一般的に受け入れられているようだ。
では、人間 どこまでなら中古品を許容出来るか…という事について考えてみたい。
大きなレベルで、一戸建てを購入する場合など、新築にこだわるか、中古でも良いと割り切れるか…
これだけで1千万近くの差が出来てしまうので、結構 大きな問題である。
まあ、戸建やマンション購入レベルで考えると 何千万単位の話になるので、そう人生において何度もある話ではない。
もう少し 庶民的なレベルで考えてみるとしよう。
中古の車はどうだろう?
これも結構 人によって考え方が違うだろう。
これだっていざ購入するとなると新品で何百万、高ければ何千万の世界である。
中古であれば数百万単位で安くなったりするのだから、結構悩むことだろう。
わりとありがちな古着を例にしてみる。
ジャケット、コートなどは さして抵抗も無いだろう。
では、Tシャツやジーンズ、靴や帽子はどうだろう?
さらに進んで下着や靴下 水着など、より素肌に密着する度合いが増してゆくと どうなのだろう?
潔癖症の強い人は、だいたい肉体的密着度が強くなるほど 抵抗感が増すようだ。
この方向性で あれこれ考えてみる。
家具など どうだろう?
私の感覚では、机や椅子 本棚などは全然OKである。
では、枕やベッド、布団などはどうだろう?
このあたりまで来ると、結構 悩むレベルではないだろうか?

楽器はどうだろう?
ギターやキーボードなどは 比較的抵抗感が少ないだろう。
では、フルート・ピアニカ・サックス・トランペットなどの楽器はどうだろう?
結構 抵抗があるのではないだろうか?
ましてや ハーモニカなどどうだろう?
私は 中古のハーモニカを吹けるか? と問われたら かなり悩む。
とどのつまり、中古品に対する反応は その人の潔癖具合を測る尺度になると言って良いかもしれない。

閑話休題…

どうもまとまらない話をダラダラと続けるだけになりそうなので、とりあえず的を絞って 私の異常なレベルのCD購入について考えてみる。

先にも触れたが、私の部屋は大量のCD・レコード・本で埋め尽くされており、
いつか床が抜けるんじゃないかと 家族に本気で心配されている。
もはやまともに数えることも出来ないが、推定1万5千枚くらいのCD、800枚くらいのレコード、6千冊くらいの本があるのではないかと思われる。
多分そのうちの95%位が中古で購入したもので、新品を買うことは年に数枚・数冊レベルである。
だいたい月に平均30枚くらいのCDを買っており、3日も買わないと禁断症状がおきる。
単純計算で年間約360枚、3年もすれば1千枚増えてゆく計算になる。
そんなに欲しいもの 聴きたいものがあるのかと問われるが、まだまだ聴きたい音楽が山のようにあるのだから仕方がない。
ほぼ中古品で 500円前後で購入する事が多いので、月平均1万5千円くらいのお金がCD購入費でかかっている。
仕事柄、音楽の知識はあるに越したことはない。特に自分が知らないアーティストでも、著名なミュージシャンの代表的アルバムは やはり聴いておいた方が良いから…
などと言い訳をしているが、完全に趣味である。
アイドルからクラシックまで…多種多様な音楽を聴くが、デスメタル、パンク、ラップは ほぼ手付かずである。ブルース系もほとんど聴かない。
デスメタルは あのダミ声ゴリゴリのVoがどうにも苦手…、パンクは何となく聴かないまま今に至る…ラップはまだ私にとって未知すぎ興味がわかない…ブルースに関しては ある出来事をキッカケに妙な偏見を持ってしまったこと…などなど 聴かない理由はあるのだが…
ここ数年、急激にソウル系の音楽をいろいろ聴くようになったのだが、これなど20年前までは全く興味がなかったジャンルである。
先に挙げたジャンルの音楽も、そのうち何かちょっとしたキッカケで急に好きになるかもしれない。

少し中古品という話題から逸れてしまった…。
ちなみに、月に30枚も新品でCDを買うといくらかかるのか?
最近は新品でも低価格で販売されるものも多いようだが、仮に1枚2500円で計算すると、30枚で7万5千円!になってしまう。無理!絶対無理!
もしも超高級取りで月に10万くらいは好きに使えるお金があるのなら、ディスクユニオンに毎週通って、復刻CDや発掘CDなどの新品を衝動買いしてしまうだろう。
しかし薄給の身…それでもまだまだ沢山の音楽が聴きたい。
結果どうしても安く購入出来る中古品を探す事になるのである。
ちなみに、同じ中古品を買うにしても、私の場合 ネットオークションを利用する事は殆どなく もっぱらお店に足を運び散策する方である。
例えばたまにディスクユニオンなどに行った場合、3時間くらいかけて隅から隅まで店内を駆け足で見て回り だいたい10数枚のCDを購入して帰る。
このあれこれCDを選んでいる時間が一番楽しく、例えるなら宝探しをしているような感覚に近い。
何か具体的に探しているCDがある場合は少なく、いろいろ散策している中で「よくわからないけど これは何となく面白そう…」「あ、これは前から聴いてみたいと思っていたやつだ…」などなど…偶然の出会いを期待して散策する時間は私にとって最も幸福な時間である。
ネットで購入するという行為は、このワクワク感が皆無なので 利用することが少なく、もっぱらお店を回ることを楽しみとしている。
そもそも 私がこんなに中古のCD・レコード屋巡りにハマってしまったキッカケは 今から40年近く前まで遡る。
父の転勤の都合で17歳にして上京して来た私は、吉祥寺の街で初めて中古レコード屋というものを目にする。(吉祥寺ジョージ…今でもあるのだろうか?)
それまで広島の田舎町 可部に住んでいた私は月に3000円のお小遣いの中から、当時定価2500円のレコードを1ヶ月に1枚購入するのがやっとだった。
中学3年の頃から中村雅俊、太田裕美、ふきのとう、他・アニメ特撮関連…などのLPレコードを地道に集め始めていたのだが、まだ50枚にも満たない数しか持っていなかった。
そんな頃に初めて出会った中古レコード屋…
だいたい1000円前後、安いものでは500円くらいでLPレコードが購入出来る!
私は狂喜した。
そして東京での生活にも慣れてくると あちこちの街を自転車や電車で訪ね散策する様になり、その街々の中古レコード屋、古本屋を探し回るようになった。
中でも御茶ノ水〜神田・神保町の古書店街や中古レコード屋には本当にお世話になった。
季節に一度は訪れ、朝から晩までかけて散策、買い物をしたものだった。
東京に来てから数年で、私のレコードと本のコレクションの数は数倍に膨れ上がる。
反面、服飾品や嗜好品、他もろもろの娯楽などに関しては殆ど無関心であった。

あれから何十年…
今はもう 昔のように朝から晩まで1日かけて店を回りまくる程の気力も無くなってしまったが、それでも行動範囲内での中古屋巡りは止められない。
職場のライブハウスのすぐ近くにブックオフ江古田店があるのだが、私はこの店に何万円のお金を落としてきたのだろう…?
また、かつて江古田の街には「おと虫」という老舗の中古レコード屋さんがあって、相当にお世話になっていたのだが、こちらは残念ながら昨年閉店してしまった…。
若い頃 足繁く通ったお店でも 既に閉店してしまったお店も多い。
そんな中、ディスクユニオンなどは例外的に規模を広げ店舗数も増えており、最近ではCD製作やレア盤の復刻などにも力を入れているようで喜ばしい。
思えば私がプログレにハマるキッカケもディスクユニオン新宿店であった。
35年くらい前、当時二十歳の私が あれこれとレコードを漁っていた時、店内で流れていたヤケにカッコいいコーラスとアコギの音が気になり、カウンターに【Now Playing】と飾ってあったレコードをよく知らぬまま購入…
それがイエスの「こわれもの」であり、現在に至るまでの長大なプログレ探訪の旅の始まりであった。

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他、音もわからないまま よく知らないアルバムをジャケ買いすることも多い。
これなどまさに宝くじを買うような気分である。
ハズレを掴むことも多いが、たまにトンデモナイ大当たりに出会うこともあるので止められない。
せっかくなので、何百枚と買ったであろうジャケ買いの中から過去最大の掘り出し物を2枚紹介しておく。

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「ありふれた出来事 / 日暮し」(1978)

1972年〜1979年にかけて活動していたPP&Mスタイルのフォークグループ。
このアルバムは4枚目の作品。
主に作詞作曲を担当する武田清一(RCサクセションの前身バンドのメンバー)の日本情緒溢れる楽曲世界を、紅一点 Voの榊原尚美の素晴らしい歌声と これまた70年代日本情緒的サウンド作りにおいては右に出るものの無い星勝の絶妙なアレンジが描き出す極上の叙情的フォークアルバム。
大学一年生の頃、神保町の中古レコード屋の3枚1000円のバーゲンコーナーにて購入。
永らくCD化されず入手困難な状況であったが、嬉しいことに数年前にディスクユニオンから約40年の時を経てようやくCD復刻された。(数少ない 最近私が新品で購入したCDである。)
約7年間という短い活動期間の中で残した5枚のアルバムはどれも名作であり、機会があったら是非聴いていただきたい。

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「blueberry / COLOR FILTER」(2007)

1990年代後半からサウンドプロデューサーのツネヨシリュウジ氏のソロプロジェクトにセッション的な女性Voやサポートミュージシャンを迎え活動していたフォークエレクトロニカ系のサウンドを奏でるインディーズ系のユニット。
このアルバムではVoニシムラユキの儚げな歌声とアコースティックとエレクトロニカが絶妙に融合したサウンドが夢幻の世界に誘ってくれる。
10年くらい前に江古田のブックオフのバーゲンコーナーにて280円で購入。
このジャケットを見た時、これは明らかにサイモン&ガーファンクルのセカンドアルバムへのオマージュだろうと思い 買ってみたのだが、これが何と過去最高の掘り出し物であった。
気に入って他のアルバムも探してみたのだが、とにかく街の中古CD屋では全くと言っていいほど見かけない。
仕方が無いのでAmazonなどのネットを利用していろいろ購入。
ファーストアルバムのジャケットは完全にドノヴァンのアルバムから写真を流用しており、このツネヨシ氏、どうやら私とかなり音楽的嗜好が似ているようだ。
日本国内での知名度こそ低いが、The Flaming Lipsがフェイヴァリット・アーティストとして名を上げるなど、むしろ海外で高い評価を受けていたようだ。
調べてみると どうもこの最初に買った2007年のアルバムを最後にグループとしての活動を停止してしまったようで惜しまれる。


ここで挙げた2作は、全くアーティストのことも知らず、何となくジャケ買いしたものだが、とにかく素晴らしい作品で、今でも私の愛聴盤である。
これだからジャケ買いは止められない。
他にもジャケ買いでの掘り出し物たくさんあるのだが、語り出すとキリが無いので止めておく。

ちなみに私は音楽を形あるもので所有したい派で、ネットで音源だけを購入してパソコンやHDに保存するという事は皆無である。
最近では場所を取るCDは敬遠され、若い人は殆どCDを持っていないとか…
そもそも若い人が音楽をあまり聴かなくなったとか…何だか寂しく感じる。
何だか中古品というテーマから話が逸れてしまったようだ…。

最後に最近買ってしまったトンデモナイ量の中古品を紹介しておく。

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7月末頃、練馬のTSUTAYAでレンタル落ちのCDを大量に投げ売りしていた。
主にジャズ系の名盤が殆ど1枚100円の投げ売り状態、しかもその日は中古CD全品半額!
ということは1枚50円⁉︎
狂喜した私はとにかく目につくCDを手当たり次第にカゴに移し、2時間近くかけて約75枚のCDを購入、購入額は約4000円であった。
数日後 あの時買い残したものが気になり再度訪れ、この時は既に半額セールは終わっていたのだが。追加で約50枚近くを購入(約5000円)
結果 合計約120枚くらいのCDを買ってしまうという愚行を犯してしまった。
写真は初日に購入したもの。
興味のある人は拡大して見てもらえれば、なかなかの名盤揃いであるのがわかるだろう。
レンタル落ちなので当然状態が悪いものも多いが、これだけの宝の山を前にした その時の私の興奮度合いをご想像いただきたい…。
さすがの私もこれだけの膨大なCDの山を年内に聴ききれるか…甚だ疑問である。

まとまりのない話をダラダラと書いてきたが、オチも時間も無いので今回はこれで終わりにしたいと思う。



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今回はいろいろ多忙な状況で、1日にブログをUPするという決まりが守れなかった。
誠に申し訳なく思う次第である。
今後は極力 このような事がないよう努めたいと思う。
posted by ありのぶやすし at 23:52| Comment(0) | ブログ企画「繋」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする